About
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捨てられる命を、捨てられたままにしない
ROKUBOが大切にしていること。
それは、北海道の山で駆除されるエゾ鹿の命を、無駄にしないことです。
日本では、鹿は害獣指定され、年間数十万頭の鹿が駆除されています。
そのうち8割以上が、活用されることなく廃棄されているのが現実です。
本来なら「食肉として」「革として」活かせるはずの命が、ただ捨てられていく。
この状況を、少しでも変えたいという想いから、私たちのものづくりは始まりました。
私たちは、鹿の肉は食肉に、皮は革にすることで、ひとつの命を丸ごと活用する循環をつくっています。
革製品や食品、日常で長く使えるアイテムとして活かす取り組みを行っています。
エゾ鹿革は、やわらかく、しっとりとした手触りが特徴です。
繊維が非常に細かく、軽やかでありながらしなやかさがあり、使い続けるほどに自然な風合いが深まっていきます。
狩猟から加工、製品づくりに至るまで、国内の職人やつくり手と連携しながら、一つひとつ丁寧に仕上げています。
ROKUBOは、自然の表情をそのまま活かしながら、日常でも旅でも長く寄り添うものを届けていきます。
一生モノの鹿革
私たちが作る鹿革製品は、数年で買い替えるためのものではありません。
毎日気兼ねなく使って、少しずつ風合いを育てていく。
そしていつか、親から子へ、さらにその先へと手渡されていく。
そんな時間を見据えて作っています。
私たちが考える「一生モノ」とは、大切にしまい込むものではなく『日々の暮らしの中で、使い続けられるもの』です。
『正倉院紀要 第28号』において、東大寺正倉院に保存されているシカ革製品が、1300年以上の歳月を経た現在でも、柔軟性や色彩をほとんど失っていないことが報告されています。
調査したすべての皮革素材について革種別に見ると、際立った特徴が見える。それは、鹿革 とそれ以外の皮革との柔軟性の差異である。鹿革は千数百年を経た今日でも柔軟性を失ってい ない。一方、鹿革以外はすべて硬くなっている。鹿革だけが柔らかい。この事実は強調してお く必要がある。
出典:宮内庁ホームページ「正倉院紀要 第28号」(https://shosoin.kunaicho.go.jp/api/bulletins/28/pdf/0000000059)
※上記資料一部抜粋
天然エゾ鹿革と他の革との違いは?
『柔らかく、軽いのに強い』
一番の違いは、「驚くほど柔らかいのに、しっかり強い」こと。
他の革のように硬さで耐えるのではなく、エゾ鹿革は細かな繊維が絡み合う構造のため、しなやかさと強さを両立しています。
だから、最初から手に馴染みやすく、長時間持っても疲れにくい。
さらに軽いので、バッグにしたときの体感が変わります。
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『雨に濡れても乾き、元に戻る』
もう一つの魅力は、濡れても乾きやすいこと。
通気性が良いという特徴のある鹿革。
他の革は濡れるとシミやカビの原因になり、お手入れが必要ですが、鹿革はいきなりの雨で濡れても自然乾燥させるだけで元に戻ります。
そして使うほどに、表面の表情に艶と深みが増し、手触りもしっとり育っていく。
時間を重ねるほど『自分色の革』に育つのが、天然エゾ鹿革です。
